中長期投資では負け(損)は許されない

短期投資の場合は、1勝9敗でもOK?

短期投資の場合は、損切りは必須といっても過言ではありません。

つまり、損切りは必要経費のようなもので、利益を上げるためには、仕方のない行為だと言えるでしょう。

ただし、損切りが許されるのは、少なくとも1回は、大きな利益を上げることが前提となっていることには注意が必要です。

そうでないと、ただの損切り貧乏になってしまいます。

 

 

中長期投資の場合は?

では、中長期投資の場合は、どうでしょうか?

一般的には、中長期投資の場合も、短期投資の場合と同じように、損切りが推奨されているケースがほとんどです。

たしかに、その通りとも言えるのですが、私のようなインカムゲインを主力とした中長期投資家からすると、「損切りしないといけないこと自体が、そもそも戦略として、いかがなものか?」と思うわけです。

 

 

中長期投資では負け(損)は許されない

話しが前後しますが、私の言う、「勝ち負け」は、以下の定義に基づいています。

  • 勝ち=利益を確定すること。利益とは、キャピタルゲインかインカムゲインかのいずれかであるが、私の場合は基本的には、インカムゲインが主な利益です。
  • 負け=損失を確定すること。私のようなバイ&ホールドの中長期投資家の場合、「損失を確定する」のは、保有銘柄が、無配、もしくは、大きく減配になり、他のより良い条件の銘柄に乗り換えるときです。

ですので、私の場合、中長期投資では負け(損)は許されないと言えるでしょう。

 

 

負けを回避するには?

結論から言いますと、「銘柄選定が全て」です。

銘柄選定さえ誤らなければ、確実に、配当というインカムゲインが得られるわけですから、当たり前といえば、当たり前ですが、この当たり前のことが難しいということでしょう。

 

 

大幅減配もしくは無配になった例

ここ1年ぐらいの間で、当初、高配当の予想から大幅減配もしくは無配となった銘柄の例として、以下に3銘柄挙げました。

  • 京都きもの友禅(7615)2017年10月18日の中間決算発表前に、期末配当予想を30円から12円へと大幅減配を発表
  • アマガサ(3070)2018年1月期本決算発表時(2018年3月9日)に、無配(直近予想16円)を発表
  • トップカルチャー(7640)2018年6月4日の中間決算発表(同6月7日)前に、中間配当および期末配当が無配(直近予想は各7.5円)を発表。

 

 

大幅減配もしくは無配を回避するには?

配当を主な利益とする投資家は(私も含めてですが)、基本的には、予想配当利回りが高いものから、投資対象とするかどうかを選別している方が多いと思います。

もちろん、それで問題はないのですが、「振るい」にかける時に、業績見通しの要素もある程度は、盛り込み、業績見通しが悪いようであれば、早めに、銘柄を乗り換えるのが、このような大幅減配や無配を回避するには有効な方法です。

例えば、上記3銘柄のような小売業の場合は、月次売上速報という形で、対前年比ベースでの売上高等を公表しています。

これらの数字と四半期決算の数字等を考慮すれば、ある程度の予測はつくのではないでしょうか。