これさえ行えば、もう安心!株式投資の3つのリスク対策

株式投資の3つのリスク

 

株式投資には大別すると、3つのリスクが存在します。

 

その3つのリスクとは、以下です。

 

 

信用リスク

 

株式投資における信用リスクは、いわゆる倒産リスクと考えていただければOKです。

 

自分の投資した企業が倒産すれば、その企業の株式の価値は、ほとんどの場合、ゼロになりますので、投資した資金も、ゼロになると考えるのが普通です。

 

 

価格変動リスク

 

株式投資における価格変動リスクとは、株価の変動に伴い損失が発生するリスクになります。

 

買いの場合であれば、値下がりリスクということになります。

 

今回の急落場面においては、この価格変動リスクがモロに直撃したという投資家の方も多かったのではないでしょうか。

 

信用取引の買い方であれば、追証が発生した人も多かったと想像されます。

 

 

流動性リスク

 

株式投資における流動性リスクは、売買したい価格で売買したい時に取引できないリスクです。

 

極端な銘柄の場合、一日の出来高がゼロ、つまり、一つも約定しないようなものが存在します。

 

そのような銘柄の場合、大抵の場合は、自分が考えるような株価では売買出来ないことが大半です。

 

 

 

3つのリスクに対する対策

 

リスクがあるのは、はじめから分かっているわけですから、それなりの対策も可能です。

 

順に見ていきます。

 

 

信用リスク対策

 

信用リスク対策としては、取引する前に、その企業の財務情報について、よく調べるというのが基本です。

 

財務内容が良いか悪いかは、四季報等の情報を活用するのが分かりやすくていいでしょう。

 

一番分かりやすい数字としては、「自己資本比率」です。

 

この数字が高い程、利子のある返済しないといけない負債(借金)が少ないということになりますので、ハッキリと線引きしたい時には有効です。

 

概ね自己資本比率が60%以上であれば、財務内容が良好と判断が可能だと思われますが、業種によっては、異なるケースも存在します。

 

例えば、銀行業等の場合は、自己資本比率は、数%が普通です。

 

したがって、自分の投資対象によっては、その業界の平均的な値を確認した上で、判断する必要があるでしょう。

 

また、同じく、四季報等を活用し、営業キャッシュフローがプラスになっているかどうかも重要なポイントです。

 

営業キャッシュフローがプラスということは、企業が営業活動した結果、キャッシュがしっかりと確保できているということです。

 

逆にマイナスということは、会社のお金が上手く回っていないということですから、要注意です。

 

リスク対策の観点からは、そのような企業には投資しないのが無難です。

 

 

価格変動リスク対策

 

この価格変動リスク対策ですが、実は、投資戦略によって、大きく異なる部分でもあります。

 

そこで、ここでは、一般的な投資家、特に、今回の急落で大きな含み損を抱えてしまったような投資家のケースでの対策について、考えていきます。

 

今回の急落で大きな含み損、ひょっとすると追証まで発生してしまった投資家のケースでは、キャピタルゲイン狙いのスイングトレードが主体という方が多かったと思われます。

 

で、一般的な対策としては、取引する前に、チャートを、長期、中期、短期の順に見ていき、安値圏から上に往きつつある時だけに限定して買うというものです。

 

もちろん、その場合でも、買ったタイミングによっては、今回のような急落場面では、大きな含み損を抱える可能性はありますが、それでも、何も考えずに買うよりは、リスクをモロに被ることを回避できる可能性は高くなります。

 

では、取引する前に、上記対策を取っていたにも関わらず、今回のような急落にあった場合に、取れる対策はあるのでしょうか。

 

実は、今回の急落のケースでも大別すると2種類の投資家が存在したハズです。

 

1つ目は、大きな含み益がある中で急落にあった投資家です。

 

この投資家の場合の対策としては簡単です。

 

それは、「トレーリングストップ、もしくは、単に、逆指値注文を入れる」ことです。

 

『ほんの少し前までは、あんなに多くの含み益があったのに・・。』というような方もいらっしゃったかもしれませんが、含み損、もしくは、損切りになるよりは、マシです。

 

2つ目は、小さな含み益、もしくは含み損がある中で急落にあった投資家です。

 

10月11日は大きなギャップダウンで始まるのが予め分かっていましたので、前日に小さな含み益があったとしても、市場が始まれば、大きな含み損になることは分かっていますから、『どうしよう~』という気持ちになったとしてもおかしくありません。

 

ましてや、前日に含み損があった投資家は、確実に、含み損が拡大するのが分かっているわけですから、やりきれない気持ちだったのではないでしょうか。

 

この投資家の場合は、事後(ギャップダウン後)に取れる対策は、無いと言っても過言ではありません。

 

強いて挙げれば、信用取引を行う前提で言えば、買い持ち銘柄の倍以上の株数を空売りするという方法がありますが、難易度が高いです。

 

空売りした後に、株価が反転した場合は、二重に損をするようなものだからです。

 

現物取引しか行わない投資家の場合は、ダブルインバース(ベア型)ETFを買う方法もありますが、こちらも空売りと同様に、日経平均株価が反転した場合は、二重に損をすることに変わりはありません。

 

では全く対策がないのかと言えば、ある条件を満たせれば、上記のような投資家でも値下がりリスクに対応する方法はあります。

 

ある条件というのは、以下の3つです。

  1. 資金が豊富にある
  2. 投資対象銘柄の信用リスクが限りなく低い
  3. 投資期間が長くなっても問題ない

 

これら3つの条件を満たすことができるのであれば、ナンピン買いすれば事は足ります。

 

ただし、極端な話、いくら下げてもOKなぐらい、資金が豊富にある必要がありますので、該当する投資家の方が少ないと思われます。

 

 

流動性リスク対策

 

こちらも、取引する前に、対策を行う必要があります。

 

対策といっても、流動性が低い銘柄は投資対象から外すぐらいしかありません。

 

もしくは、流動性が低いことを分かって、買った後には売らないことを前提に買うというぐらいです。