被災を機にリスク管理を再考した結果

私自身は、今回に関しては、小規模な被災で済んだのですが、ここのところ、自然災害が多発していることもあり、投資のリスク管理について、考えさせられる部分も多かったです。

 

 

一番考えさせられたこと

一番考えさせられたことは、「自分が災害に遭って、何も出来ない状態になった場合に、どうすればいいか?」ということです。

私の場合は、当ブログのあちこちに書いていますが、現在、以下の投資・トレードを行っています。

(0) 自分専用ファンド長期投資
(1) 高配当株・高金利貸株長期投資
(2) 日経225連動型ETF長期投資
(3) (1)の複数単元保有分の信用取引
(4) (2)対応の信用・半自動トレード
(5) (2)対応の先物・半自動トレード
(6) フリーETFの裁量トレード
(7) 50万円チャレンジ

この中で、(0)(1)(2)は、長期投資で、かつ、すべて、現物取引なので、「何も出来ない状態」になっても、まったく問題がありません。

その他の分については、少なからず、問題が発生する可能性があります。

では、どうするか?

そこで、次のように考えました。

 

◆ ステップ①

(0)(1)(2)以外は、止める。

つまり、現物取引のみ行うという選択です。

リスク管理という意味では、これがベストでしょう。

しかし、この場合、下落局面で、利益を上げることができません。

下落局面で、利益を上げることができないのは、かなり痛いので、「何も出来ない状態」になっても問題ない「売りの仕組み」はないものか、考えてみました。

 

 

◆ ステップ②

そもそも、信用売り、もしくは、先物売りで、「何も出来ない状態になって、問題となることは何か?」について、考えてみますと、次の一点です。

  • 追証を差し入れる必要が生じた時

追証は、原則として追証が発生した翌営業日の午前中までに、現金で差し入れする必要があり、それに間に合わなければ、強制決済されるのが困るわけです。

ということは、追証が発生しないようにすればOKということになります。

私の場合は、現物買いした銘柄の内、複数単元、保有しているものに関して信用売りするという方法を取っています。

したがって、これまでは、現物買いと信用売りをセットで手仕舞いすれば、リスクどころか損することもないと考えていたわけですが、「何も出来ない状態」になれば、セットで手仕舞いが出来ない可能性があります。

この場合に、信用売りした後に、上昇したら、現物と信用のセットで考えれば問題ないのですが、信用売り分だけで考えれば、含み損が大きくなっていきます。

先物売りの場合も同様です。

私の場合は、225ETFの現物買い分と225先物の売り分をセットで考えていますが、この場合も、先物売り分だけで考えれば、含み損が大きくなっていきます。

 

 

◆ ステップ③

よって、今後は、以下のように、私の投資プランを変更することにします。

  1. 信用売りは、原則として、行わない
  2. 先物売りは、証拠金を十分差し入れする

 

信用売りは、原則として、行わない

保証金(信用取引)と証拠金(先物売り)は、別勘定なので、別々で差し入れする必要があります。

したがって、個別銘柄に関しては、今後、現物買いのみとする投資プランに変更し、信用売りは原則として、行わないこととします。

信用売りを活用しない場合は、「リスク実質0化」が遅れることが想定されますが、現物買いの数量を増やして対応することとします。

 

先物売りは、証拠金を十分差し入れする

原則として、信用売りをしない方針としたのは、信用売りの場合は、個別銘柄を対象とするので、管理対象銘柄数が多くなる可能性があり、保証金の変動幅も拡がる可能性があるからです。

その点、先物売りのみにしておけば、1銘柄だけ管理すれば良いイメージになりますので、シンプルに管理が出来ると考えたからです。

それに、最近の相場は、日経225先物が大きく下げる時には、個別銘柄もほぼ全面安の場合がほとんどです。

なので、日経225先物の枚数で、個別銘柄のリスクヘッジは十分可能と考えることができます。

問題となるのは、先物売りをした後に、意に反して、先物が大幅上昇した時、かつ、「何も出来ない状態」になった場合です。

この場合に、追証が発生する可能性が高くなりますが、これの対処法としては、証拠金を十分に差し入れしておけばOKです。

私の場合は、基本、225ETFを現物で保有していますので、先物が大幅上昇したとしても、現物買い分と先物売り分をセットで手仕舞いすれば問題ないということも大きいです。

つまり、「何も出来ない状態」の時に、一時的に、証拠金不足になるのを避ければいいということです。

具体的には、先物ミニ1枚あたり、日経平均株価で二千円の値幅にあたる二十万円を基本に現金で証拠金を差し入れする方針に変更します。

つまり、意に反して、二千円上昇しても追証が発生しないということになります。

短期間で二千円も日経平均株価が上昇する可能性は低いと思われますので(可能性はゼロではありませんが)、リスク管理面では、今のところ、「何も出来ない状態」になっても、問題ないと判断できます。

以上、リスク管理のご参考になれば幸いです。