JT株は買いか?

高配当株の代表銘柄の一つであるJT(日本たばこ産業)2914の株について、買いかどうか?の考察をしてみました。

なお、数字等は、JTウェブサイトの情報を参照して記載しています。

 

会社概要

  • 名称:日本たばこ産業株式会社
  • 設立:1985年4月1日
  • 資本金:1,000億円
  • 従業員数:連結57,963人(2017年12月31日現在)

 

 

業績予想(2018年12月期通期)

  • 売上収益:2,190,000百万円(前期比+2.4%)
  • 営業利益:532,000百万円(同-5.2%)
  • 当期利益:370,000百万円(同-5.7%)
  • 1株当たり当期利益:206.56円
  • 予想年間1株配:150円

 

 

財務状況(2018年9月30日)

  • 総資産:5,347,070百万円
  • 自己資本:2,654,323百万円
  • 自己資本比率:49.6%
  • 利益剰余金:2,607,660百万円
  • 有利子負債:876,588百万円

 

 

配当情報

各年度の年間1株配および配当性向は、以下の通りです。

  • 2018年度:150円(71.3%)※予想
  • 2017年度:140円(63.9%)
  • 2016年度:130円(55.2%)
  • 2015年度:118円(53.2%)
  • 2014年度:100円(50.1%)
  • 2013年度:96円(40.8%)
  • 2012年度:68円(37.6%)

 

 

考察

 

JT<2914>の2019年1月18日の終値は、2,745円となっています。

 

 

同終値での予想配当利回りは、5.46%と、5%超えの水準を保っています。

 

 

逆に言うと、株価は低迷したままということになります。

 

 

直近の安値は、2018年12月26日につけた2,481円となっています。

 

 

同安値での、予想配当利回りは、6.05%と、6%超えまでいっていたことになります。

 

 

さて、JT株のような高配当株が買いかどうかということを考える上で、重要なポイントは、今後の配当方針とその配当方針を考慮した上での減配リスクです。

 

 

JTの場合は、明確に、配当性向xx%を目指すとは、謳っていませんが、上記、配当情報を見れば分かるように、年々、配当性向が上昇しています。

 

 

これは、年々増配していることにも起因し、一概に悪いことでは、ありませんが、2018年度の予想配当性向は71.3%と、かなりの高水準になっていることが分かります。

 

 

このままでは、増配余地は少なくなっていくのが、お分かりになるかと思います。

 

 

ただ、ここで、考えないといけないのは、配当性向というのは1株当たり当期利益に対する年間1株配の割合だということです。

 

 

つまり、当期利益が年々増加するのであれば、仮に、配当性向が一定だとしても、年間1株配は増加するわけです。

 

 

ということは、高配当を維持できるかどうかは、最終的には、業績に掛かっているという当たり前の論理になるわけですね。

 

 

JTの2018年12月期の通期業績予想は、増収減益予想となっていますが、配当予想は変更ナシですので、少なくとも、2018年12月期に関しては、現状予想のままの公算が高いです。(権利確定日は既に過ぎていますので、念のため。)

 

 

問題は、2019年12月期以降の中長期での業績が、どうか?ということです。

 

 

業績面から考えると、ポイントは、以下の二点です。

  • 海外:M&A含めて、売上が順調に増大するのかどうかという点
  • 国内:加熱式たばこでシェアを奪還できるかどうかという点

 

 

後者の加熱式たばこに関しては、1月29日から「プルーム・テック・プラス」と「プルーム・エス」の二種類の新製品が販売開始となりますが、こららの製品で、アイコスからシェアを奪還できるかどうかで、業績も大きく変わってくるものと思われます。

 

 

と、ここまで、まとまりのない話になってしまいましたが、「JT株は買いか?」という問いに対しては、「今後も増配傾向が続くようなら買い。」というのが、私の答えです。

 

 

「増配傾向が続くのか?」また、「業績も拡大するのか?」については、2019年2月7日に予定されている2018年12月期通期の決算発表で確認できますので、買うかどうか迷っておられる方は、タイムリーに確認されることをオススメします。

 

 

ちなみに、私は、既に、JT株を保有していますので、同決算発表で、今後も保有継続するのかどうかを判断する予定です。