プロスペクト(3528)を例に売買手法を検討してみた結果

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プロスペクト(3528)を例に売買手法を検討してみた結果

 

2017年11月10日(金)に増配を発表して以来、高い配当利回りで人気となっていたプロスペクト(3528)。

同日終値(53円)での配当利回りは、7.55%となっていました。

2017年11月1日から2018年4月20日までの株価推移は、以下のようになっています。

日付始値高値安値終値出来高
2017/11/01535453532,573,000
2017/11/02545653558,386,000
2017/11/065556545512,643,000
2017/11/07555655568,035,000
2017/11/085656535421,973,000
2017/11/09545452528,441,000
2017/11/10525452535,412,000
2017/11/1363686061132,190,000
2017/11/146164606339,432,000
2017/11/156263606121,552,000
2017/11/166162575727,029,000
2017/11/175959575712,636,000
2017/11/205760575912,603,000
2017/11/21596059593,747,000
2017/11/22596159596,133,000
2017/11/24606159608,533,000
2017/11/27606159608,349,000
2017/11/28606059602,659,000
2017/11/29606159606,881,000
2017/11/30606059595,470,000
2017/12/01596159615,491,000
2017/12/046161596010,142,000
2017/12/05606059594,907,000
2017/12/065961596014,063,000
2017/12/07606160601,647,000
2017/12/08606160611,791,000
2017/12/116163616313,935,000
2017/12/126364626315,080,000
2017/12/136367636714,532,000
2017/12/146767646619,929,000
2017/12/156566626320,084,000
2017/12/18626361629,503,000
2017/12/196264616215,745,000
2017/12/20626361625,994,000
2017/12/21626362624,186,000
2017/12/22626361626,091,000
2017/12/25626361635,772,000
2017/12/26636462636,174,000
2017/12/27636462646,949,000
2017/12/286464626310,811,000
2017/12/29636462646,424,000
2018/01/04646463632,501,000
2018/01/056365636413,039,000
2018/01/096465646514,945,000
2018/01/10656564653,851,000
2018/01/116566646614,676,000
2018/01/126670656929,362,000
2018/01/157073707242,505,000
2018/01/167273686939,627,000
2018/01/176767656624,527,000
2018/01/18676866686,326,000
2018/01/196869676811,789,000
2018/01/22686967689,255,000
2018/01/23686967689,749,000
2018/01/24686867672,795,000
2018/01/25676866688,198,000
2018/01/26676867677,953,000
2018/01/29676866679,101,000
2018/01/306667646621,377,000
2018/01/31656665669,914,000
2018/02/01656665652,031,000
2018/02/026565636311,147,000
2018/02/056163616313,572,000
2018/02/066162585936,243,000
2018/02/076062596025,333,000
2018/02/08606159619,545,000
2018/02/095861586010,402,000
2018/02/13616160605,826,000
2018/02/146263596018,612,000
2018/02/15616160615,467,000
2018/02/166163606112,426,000
2018/02/19626361638,909,000
2018/02/20636462634,336,000
2018/02/21646562659,060,000
2018/02/226566646411,229,000
2018/02/23656663669,201,000
2018/02/266667656610,247,000
2018/02/27666765657,802,000
2018/02/28656664666,684,000
2018/03/01656664656,875,000
2018/03/02646563655,824,000
2018/03/05656563635,587,000
2018/03/06646563645,772,000
2018/03/07646563633,071,000
2018/03/08636563646,501,000
2018/03/09646563643,731,000
2018/03/12646463642,033,000
2018/03/13646563657,375,000
2018/03/14656563647,037,000
2018/03/15646463631,595,000
2018/03/16646563644,875,000
2018/03/19646463632,398,000
2018/03/206365626413,242,000
2018/03/22646563635,690,000
2018/03/236263616214,211,000
2018/03/26616260629,056,000
2018/03/276263626217,343,000
2018/03/285758565710,948,000
2018/03/29575957594,752,000
2018/03/30595958592,452,000
2018/04/02585857576,734,000
2018/04/03565755569,770,000
2018/04/04555654549,984,000
2018/04/05555655554,201,000
2018/04/065555525311,727,000
2018/04/09525452535,156,000
2018/04/10535453532,242,000
2018/04/11535452525,954,000
2018/04/12525251516,034,000
2018/04/13525251512,917,000
2018/04/16525452525,890,000
2018/04/17535452532,635,000
2018/04/18535453541,989,000
2018/04/19545453531,277,000
2018/04/20535452533,019,000

 

この表をご覧になれば分かるように、増配を発表した週明けの2017年11月13日(月)は、この増配によって、売買が活発化し、出来高は、いきなり1億3219万株となりました。

増配発表後の高値は、2018年1月15日につけた73円です。

逆に、増配発表後の安値は、2018年2月6日および同2月9日につけた58円です。

増配発表後すぐの安値は、2017年11月16日、17日および20日の57円です。

期末配当の権利付き最終売買日は、2018年3月27日で、この日の終値は、62円です。

翌日の権利落ち日である3月28日は、57円で始まり、終値も57円です。

権利落ち日以降の高値は、2018年3月29日、30日につけた59円です。

 

キャピタルゲイン狙いの場合

キャピタルゲイン狙いの場合は、権利付き最終売買日までに、配当狙いの買いで、株価が上昇している最中に、買った株価より、高い株価で売れれば、成功といえます。

今回のケースで、最もキャピタルゲイン(売買差益)が大きくなるのは、増配発表後すぐの安値57円で買った場合で、かつ、その後の高値73円で売った場合です。

この時、1株当たり16円のキャピタルゲインとなります。

利益率は、以下の計算で求められ、約22%という数字になります。

利益率=16÷73×100≒22 [%]

 

インカムゲイン狙いの場合

一方のインカムゲイン(配当等)狙いの場合は、権利付き最終売買日から権利落ち日をまたいで、株式を保有した後、権利落ち日以降に買った株価より高い株価で売れないと配当で儲けてもトータルすると損失が発生する場合もあります。

今回のケースでも、増配発表後から権利付き最終売買日までの安値は、57円で、権利落ち日以降から現在までの高値は、59円ですので、配当金が目減りしないためには、57円で買って、58円もしくは59円で売れるか、58円で買って、59円で売れるかでないといけない計算になります。

ただし、これらは、いずれも、短期売買を想定したものですので、長期で継続保有するなら、配当金だけ貰えばいい話ですので、売りのことを機にする必要はありません。

長期で保有する時のリスクとしては、プロスペクトのような2ケタ株価の銘柄の場合、一番気にしないといけないのは信用リスクです。

信用リスクとは、倒産リスクとほぼ同義であり、いわゆる株式が紙くずになるリスクです。

57円で買ったとして、配当利回りは、7%です。

配当利回りとしては、たしかに非常に魅力的な数字ですが、長期で保有する場合は、翌期以降の配当が、どうなるかも大きなポイントです。

プロスペクトの場合は、今回の増配は一時的な要因が大きいですので、翌期以降の配当金額がいくらになるかもポイントにはなるでしょう。

なお、プロスペクトの2018年3月期本決算発表予定日は、2018年5月15日です。

また、2018年3月期の期末配当金が支払われるのは、2018年6月中旬から下旬頃と予想されます。

 

まとめ

  • プロスペクトのような信用リスクが、それなりにある銘柄の場合、長期保有は、あまりオススメできません。
  • したがって、キャピタルゲイン狙いの短期売買の方が利益率で考えても無難な選択。
  • ただし、売買手数料が、ほとんど掛からない前提で、かつ、安く買って、高く売るというのが大原則。

 

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