大塚家具の大幅減配は必然だった!?

大塚家具の大幅減配は必然だった!?

 

2018年2月8日に、大塚家具(8186)は、2017年12月期本決算発表を行いました。

また、2018年12月期の業績予想および配当予想も、あわせて発表しました。

配当予想に関しては、年間1株当たりの配当金額が10円と、大幅な減配となりました。

ここ数年の業績からして、必然とも言える今回の大幅減配ですが、その辺りについて、過去の経緯から振り返ってみたいと思います。

 

 

株主対策で3年間は1株配80円の予定だったが・・

思い返せば、お家騒動に絡んで、2015年12月期~2017年12月期の3年間は、株主対策として、1株配80円とする方針を打ち出していましたが、2016年12月期が大幅赤字だったこともあり、2年で方針転換し、元々の3年目である2017年12月期は、1株配40円としていました。

 

そこで、まず、業績面からおさらいしてみます。(単位は、百万円。1株配のみ、円。)

売上高 営業利益 経常利益 当期利益 1株配
2014/12 55,501 -402 -242 473 40
2015/12 58,004 437 633 359 80
2016/12 46,307 -4,597 -4,436 -4,567 80
2017/12 41,079 -5,136 -5,144 -7,259 40

 

実は、私自身、2017年12月の権利落ち日までは、保有しておりました。

2016年12月期の配当すら、80円は危ういのではないかと思う気持ちと、財務内容が良く、キャッシュも潤沢にあるので、心配ないのではないかと思う気持ちで、揺れていたのを覚えています。

 

そこで、以下に、財務内容の面から、自己資本、現金及び現金同等物期末残高、配当金総額について、まとめてみました。(単位は、百万円)

自己資本

現金及び

現金同等物

期末残高

配当金

総額

2014/12 34,665 11,519 741
2015/12 34,464 10,971 1,491
2016/12 26,024 3,853 1,411
2017/12 17,468 1,806 757

 

上の表からも分かる通り、業績悪化により、自己資本は、ほぼ半減となっています。

また、現金及び現金同等物期末残高は、6分の1程度まで急激に減っていることが分かります。

1株配は、80円から40円に、そして、2018年12月期の10円というのも、必然というのが、ご理解いただけるのではないでしょうか。

 

 

2018年12月期は黒字転換予想だが・・

2016年12月期および2017年12月期と二期連続で大幅赤字になりましたが、会社発表では、2018年12月期は、黒字転換予想となっています。

正念場の一年となりそうです。

まあ、株を手放してしまった私としては、あまり関係はないとも言えますが・・・。