ベリテ(9904)の高配当が持続可能かの考察

①:1Q配当の配当金総額

ベリテ(9904)が、2018年7月5日に発表した「剰余金の配当(第1四半期配当)に関するお知らせ」によると、2019年3月期1Q配当の配当金総額は、435百万円となっています。

また、配当原資は、利益剰余金となっています。

  • 1Q配当金総額:435百万円
  • 配当原資:利益剰余金

 

 

②:2019年3月期業績予想

2019年3月期の中間期および通期の業績予想は、以下となっています。

【2019年3月期中間期】

  • 売上高:3,856百万円(前期比-3.6%)
  • 営業利益:226百万円(同+14.5%)
  • 経常利益:215百万円(同-0.9%)
  • 当期利益:188百万円(同107.7%)

 

【2019年3月期通期】

  • 売上高:8,225百万円(前期比-2.6%)
  • 営業利益:575百万円(同+2.7%)
  • 経常利益:552百万円(同-5.9%)
  • 当期利益:498百万円(同-15.5%)

 

 

③:財務状況(2018年3月時点)

  • 総資産:8,595百万円
  • 自己資本:5,684百万円
  • 自己資本比率:66.1%
  • 資本金:100百万円
  • 利益剰余金:874百万円
  • 有利子負債:1,100百万円

 

 

④:キャッシュフロー(CF)

  • 営業CF:954百万円
  • 投資CF:-67百万円
  • 財務CF:-472百万円
  • 現金等:2,797百万円

 

 

⑤:考察

3Q配当も1Q配当とほぼ同じ程度の総額だと考えられますので、①を2倍すれば、1年間の配当金総額が分かります。

435[百万円]×2=870[百万円]

③より、2018年3月時点の利益剰余金は、874百万円ですので、2019年3月期の通期業績が赤字にでもならなければ、少なくとも、2019年3月期の年間1株配当金額の32円は、問題ないと考えられるでしょう。

問題は、それ以降です。

利益剰余金とは、企業が事業活動の結果、生み出した利益を積み立てたお金ですので、単純に言えば、利益を上げ続ければ、利益剰余金も積み増しされていきます。

つまり、2020年3月期の配当が、2019年3月期のような高配当を持続することが可能かどうかは、この2019年3月期に、どれぐらいの利益を上げることができるかに左右されるということがお分かりいただけることでしょう。

まあ、その前に、2019年3月期の3Q配当もありますが・・・。