高配当株の配当利回りは何%が妥当か?

高配当とは、何%?

 

高配当株と、ひとくくりで呼んでいますが、一体、配当利回りが何%からが、高配当なのか?疑問に思われたことはありませんでしょうか?

 

 

実は、私は過去に疑問に思った時があり、いろいろと調べたことがあります。

 

 

その結果は、高配当は何%以上という明確な基準はありませんでした。

 

 

と、これでは話になりませんので、別の視点から、数字を拾っていき、最後に、私の考えをまとめていきます。

 

 

 

東証一部の平均配当利回りは?

 

東証一部全銘柄の平均配当利回りは、おおむね2%前後です。

 

 

株価や配当は上下しますので、平均配当利回りも上下しますが、それでも±0.5%の範囲内に収まっています。

 

 

ということは、これから考えると、感覚的には、3%以上だと、高配当とよんでもいいといえるでしょう。

 

 

 

高配当利回りランキング上位企業

 

では、平均ではなく、実際の会社予想の配当金額から配当利回りの高い順にランキングしてみるとどうなるか?

 

 

以下は、2018年11月16日現在の高配当利回りランキングです。年間配当予想を公表している企業で、同日の終値を基にランキングしています。

  1. プロスペクト<3528>:10.34%
  2. ベリテ<9904>:7.77%
  3. ナルミヤ・インターナショナル<9275>:7.73%
  4. アルパイン<6816>:7.31%
  5. 松井証券<8628>:7.04%
  6. 昭和シェル石油<5002>:5.81%
  7. SUBARU<7270>:5.69%
  8. 日産自動車<7201>:5.64%
  9. イーグランド<3294>:5.34%
  10. JT<2914>:5.32%

 

 

このランキングだけを見ると、先程の3%以上を高配当とよんでいいのではないかという見解が疑問に思えますが、ランキング上位企業には、高配当利回りとなっているそれなりの理由があります。

 

 

例えば、第1位のプロスペクト<3528>は、2018年11月14日より東証によって監理銘柄に指定されており、同12月14日までに四半期報告書を提出できなかった場合、上場廃止になります。

 

 

また、第4位のアルパイン<6816>や第6位の昭和シェル石油<5002>は、今後、経営統合により、上場廃止になる予定です。

 

 

第7位のSUBARU<7270>は、言わずもがなですが、検査不正問題が大きく影響しています。

 

 

その他の銘柄に関しても、イレギュラーな要因(松井証券の創業100周年記念配)や不透明要因(業績が芳しくない等)により、かなり高配当になっているということには注意が必要です。

 

 

ちなみに、上記銘柄の内、私が保有している銘柄は、ベリテ<9904>と松井証券<8628>と日産自動車<7201>とJT<2914>の4銘柄がありますが、ベリテ<9904>以外の3銘柄については、リスク実質0化(実質コストの掛かっていないタダで貰ったような状態)になっていますので、今後、業績が悪化したり、高配当でなくなれば、極論で言えば何円でもいいので売れば良い状態にしています。

 

 

ベリテ<9904>に関しては、中間決算は上方修正しましたが(通期では前期比減益予想)、リスク実質0化が完了していないこともあり、今後、継続して保有するかどうかは、検討中といったところです。

 

 

少し話が逸れましたが、何が言いたかったのかといいますと、かなり高い配当利回りには、それなりの理由がありますので、それを高配当の基準にはできないということです。

 

 

 

配当利回り毎の企業数

 

2018年11月16日現在で、年間配当予想を公表している企業の数は、3055社です。

 

 

予想配当利回りのパーセント毎の、企業数は、以下となります。

  • 5%以上 → 21社
  • 4%以上 → 129社
  • 3%以上 → 600社
  • 2%以上 → 1620社
  • 1%以上 → 2591社

 

 

 

高配当株の配当利回りは何%が妥当か?

 

あくまでも、私の個人的な見解ですが、高配当株と呼んで妥当な配当利回りは、3%以上です。

 

 

現在の全上場企業数が、約4000社ですので、配当利回り3%以上の企業数600社というのは、上位15%ということになりますので、感覚的にも妥当ではないかと考えています。

 

 

なお、私の場合は、「配当利回りが5%以上になった時に買う」というルールにしていますので、高配当株の理想的な配当利回りは、5%以上という考えになります。