高配当株のリスク管理はどうすればいいか?(日産自動車ホルダー)

日産自動車のような問題は突然起こる

ゴーンさんの件で、本日の日産自動車<7201>の株価は、急落しました。

 

 

私もホルダーの一人ですので、本日の株価は下げるだろうと考えていましたが、思ったよりは(と言ってはなんですが)下げませんでした。

 

 

ただ、日産自動車のような問題と言いますか、多種多様な問題は、いずれの企業でも大なり小なり、突然、発生する可能性がありますので、考えさせられることが多かったのも事実です。

 

 

そこで、「高配当株のリスク管理は、どうすればいいか?」について、改めて考えてみました。

 

 

 

高配当株のリスク管理は、どうすればいいか?

そもそも、高配当株に限らず、株式投資には、以下の3つのリスクが存在します。

  • 信用リスク
  • 価格変動リスク
  • 流動性リスク

 

 

この3つに加えて、高配当株の場合は、以下のリスクも考慮する必要があります。

  • 減配リスク

 

 

 

信用リスク

端的に言えば、いわゆる「株券が紙くずになる」リスク、倒産リスクのことです。

 

 

高配当株かどうかに関わらず、もっとも避けないといけないリスクです。

 

 

この信用リスクは、財務内容を押さえていれば、基本的には、問題ありません。(ただし、一昔前にあったような粉飾決算をされていれば、この限りではありませんが。)

 

 

 

価格変動リスク

買いの場合は、値下がりリスクということになります。

 

 

今回の日産自動車の例でも、思ったほどではないにしろ、大幅に値下がりしたことには違いありません。

 

 

実は、この値下がりリスクに関しては、高配当株の場合は、それ程、気にする必要はないと考えています。

 

 

むしろ、大きく下げてくれてもいいぐらいです。

 

 

ただし、以下の2つの条件が満たされる場合に限ります。

  1. 配当金額は変更ナシ
  2. ナンピン買いできるだけの資金を確保済

 

 

また、仮に、上記2つの条件が満たされないとしても、前者の配当金額は変更ナシで、長期保有なら、特に、問題ないとも言えます。

 

 

 

流動性リスク

この流動性リスクについては、高配当株の場合は、それ程、気にする必要はありません。

 

 

なぜなら、普通は、バイ・アンド・ホールドで、買う時も、基本は、値下がりの最中が多いからです。

 

 

つまり、仮に、ストップ安だとしても、買う方は買えるということです。(もちろん、ストップ安の内容によっては、買ってはいけませんが。)

 

 

 

減配リスク

高配当株のリスク管理の上で、一番、重要なのが、この減配リスクです。

 

 

高配当株の場合は、基本、長期保有のケースが多いですので、減配や無配になるとダメージは大きいです。

 

 

では、減配や無配になるリスクを避けるには、どうすればいいか?

 

 

その為には、業績推移をマメにチェックするのがベターです。

 

 

減配や無配になるのは、ほとんどのケースでは、業績が悪い時ですので、業績をマメにチェックしていれば、だいたい察しがつきます。

 

 

ただ、それでも、今回のような突然起こった問題は、今後、業績に与える影響が一般の個人投資家レベルでは、どの程度となるのか推しはかれないというのも正直なところでしょう。

 

 

 

私のリスク管理(対策)

私の場合は、実際、どうしているのかと言いますと、以下の2つです。

  • リスク実質0
  • 銘柄分散

 

 

リスク実質0

他の記事で、何回か説明していますので、詳細の説明は割愛しますが、そもそも長期保有分は、リスクが実質0になってから、長期保有するようにしていますので、仮に、「紙くず」になったとしても、当初の資金から見れば、実害はありません。

 

 

銘柄分散

よく「銘柄分散していても、下げる時は、全面安になるから意味がない。」と言われますが、これは、キャピタルゲイン(売買差益)狙いの時は、当てはまりますが、長期保有で、しかも、インカムゲイン(配当)狙いの時は、当てはまりません。

 

 

なぜなら、売らないからです。

 

 

つまり、銘柄分散しておけば、すべての銘柄が減配になる可能性は低いので、配当さえ、貰えていれば、特に問題とならないということです。

 

 

そして、より多くの銘柄に分散しておけば、その中の数銘柄が減配になったとしても、その他の数銘柄で増配になれば、ポートフォリオ全体では全く問題ありませんし、あったとしても、全体から見れば、それ程大きくはならないはずです。

 

 

実は、この2つのリスク管理が出来ていれば、「あまりリスク管理する必要がない。」ということにお気付きになったでしょうか。

 

 

実際、私の日産自動車の平均購入単価は、897円ですが、リスク実質0化が完了していますので、最悪、倒産しても(まず、無いですが。)、当初の資金を毀損することはありません。

 

 

また、減配になったとしても、他の保有銘柄で、増配になる銘柄があれば、その影響は無いか軽微で済みます。

 

 

強いて言えば、右肩上がりの資産形成に影響が出てきますが、それは、日産自動車以外のトータルのリスクヘッジとして、日経225先物売りがありますので、一応は、リスク管理できていると考えています。