配当性向とは?

stock-dividend-ratio

配当性向とは?

 

高配当銘柄を選定する際に、確認すべきポイントの中に、配当性向というものがあります。

では、その配当性向とは、どういったものでしょうか?

配当性向は、以下の式で求めることができます。

  • ①(配当性向)=②(1株当たりの配当額)÷③(1株当たりの当期純利益)×100

この式から分かるように、配当性向とは、当期純利益に占める配当額の割合ということになります。

配当性向が100%ということは、当期純利益を全額、配当に回しているということになります。

例えば、ピープル(7865)は、この配当性向100%に近い状況です。

ただし、必ず当期純利益を全て配当に回しますということではなく、色々な要素を加味した上でのことになります。

配当性向を、具体的に何%という目標数字で、公表している会社もあります。

例えば、日本での連続増配企業の第1位である花王は、目標配当性向を40%と明確に打ち出しています。

出典:花王のホームページ(花王|注記経営計画)

 

 

②1株当たりの配当額

1株当たりの配当額は、通常、期初に、配当予想で公表している場合が多いです。

ただし、予想が困難な場合等は公表していない場合もあります。

 

③1株当たりの当期純利益

1株当たりの当期純利益も、通常、期初に、通期の業績予想を公表している場合が多いです。

 

 

配当を確実に貰えるかどうか?

これらを見ると、配当を確実に貰えるかどうかというのは、③1株当たりの当期純利益が大きく効いてくることがお分かりになるでしょう。

考えてみれば当たり前の話です。

株主への利益還元施策の一環が配当なわけですから、会社が利益を上げないと、その原資がないわけです。

ただし、安定配当を謳っている会社の場合は、極端な話でいうと、赤字でも、それまでに蓄えた利益剰余金から、期初計画通りの配当を実施することもあります。

最近の例ですと、大塚家具(8186)の2016年12月期が該当します。

まあ、これは、特殊な例ですので、通常は、やはり、業績動向をチェックして、期初計画通りに、利益を上げられているかどうかを確認するのがいいでしょう。

業績動向は、月次受注もしくは月次売上を確認するのと、四半期決算時に、進捗を確認するというのがオーソドックスな方法です。