信用取引と先物取引活用法2

仮の利益確定でリスクを抑えて売買する方法

 

前回、【信用取引と先物取引活用法1】を解説しましたが、今回は、その続編です。

「1346」を信用買いした後、値上がりすれば、普通であれば、「1346」を返済売りして利益を確定します。

しかし、その後、下げるのではないかと思える場合は、単純に、「1346」を返済売りするのではなく、一工夫します。

具体的には、日経225(ミニ)先物売りをします。

この時、「1346」とセットになるようにします。

つまり、「1346」を100口、信用買いしているとすれば、日経225ミニ先物を1枚、売建します。

下の画像は、24,130円で1枚、売り建てした建玉の本日の途中の状態です。

 

「1346」(225ETF)と日経225先物の関係

どちらも日経平均株価に連動しますので、当たり前ですが、ほぼ同じ動き方をします。

例えば、「1346」と日経225先物(2018年3月限)の本日の日中高値は、以下となります。

  • 「1346」の本日の日中高値:24,410円(9:58)
  • 日経225先物の本日の日中高値:23,820円(10:00)

同じく、安値は、以下となります。

  • 「1346」の本日の日中安値:24,220円(13:43)
  • 日経225先物の本日の日中安値:23,620円(13:43)

ほぼ600円の差ということがお分かりいただけるかと思います。

前回の記事で「1346」は、24,330円で買っていたということをお伝えしましたが、日経225先物に換算すると、約23,630円ということになります。

これを、24,130円で売建しましたので、500円の値幅で、仮の利益確定をしたということになります。

要は、日経225(ミニ)先物を両建したと考えれば、話は早いかと思います。

この状態になれば、ここから、株価が上がろうが下がろうが、買いと売りをセットに考えるならば、利益は固定です。

ここから、株価が上昇すれば、「1346」の利乗せ幅がそれ以上伸びないということになりますが、私の場合は、「1330」の現物もありますので、その分の含み益が大きくなるので、ヨシとします。

そして、本日のように下げれば、上の図のように、日経225(ミニ)先物の方は、含み益が大きくなっているのがお分かりになると思います。

 

「1346」は、手仕舞い

なお、24,330円で信用買いした「1346」は、本日の寄り付きで、手仕舞いしました。

始値は、24,340円でしたので、「利乗せの信用買い」としては、失敗に終わりましたが、日経225ミニ先物の利益に期待したいと思います。

100口、信用買いしていたので、税引き前利益は1,000円です。

ただし、フリーETFですので、売買手数料は0円です。

買方金利と逆日歩は、以下のように、買方金利は、2,780円で、逆日歩は、5,500円ですので、差引2,720円の利益です。

したがって、トータルの税引き前利益は、3,720円です。

 

 

次のアクションは?

現時点では、日経225ミニ先物の売建玉1枚(単価24,130円)が残っているわけですが、次のアクションとしては、以下のように考えています。

 

ナイトセッション

ナイトセッションでは、日経225ミニ先物を以下の2パターンで注文を入れています。

いずれの場合も、逆指値注文にしています。

  1. 利乗せの日経225ミニ先物新規売り
  2. 利益確定の日経225ミニ先物返済買い

 

明日の日中取引

ナイトセッションで、逆指値注文がヒットしなければ、明日の日中取引は、再び、「1346」信用買いの注文を入れる予定です。

その場合は、今晩の米国市場の状況にもよりますが、W指値(指値+逆指値)注文にする予定です。

結果は、後日ご報告したいと思います。

 

補足

私の場合は、なるべくリスクは取らないようにしています。

したがって、このような両建の手法を取っています。

メリットは、相場の上下動に合わせて、わりとコンスタントに利益を上げられるところです。

デメリットとしては、予想外に大きく上昇した時に、「利乗せの信用買い」分で、利益を逃すことになる可能性があるということでしょうか。

ただし、予想外に大きく上昇した時は、他の中長期保有分の含み益が増えますので、ヨシとします。