東証マザーズ銘柄に高い貸株金利の銘柄が多い理由

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最終更新日:2019年1月24日

貸株金利の高い銘柄を現在の状況で修正しました。

 

 

現在一番高い貸株金利の銘柄はPKSHA Technology<3993>

 

高い貸株金利(貸株料)が魅力の貸株サービス。

 

2019年1月24日現在で一番高い貸株金利の銘柄は、PKSHA Technology<3993>です。

 

一番高い証券会社だと、貸株金利(貸株料)は、18%です。

 

 

過去一番高い貸株金利の銘柄はJIG-SAW<3914>

 

過去には、貸株金利(貸株料)が高いものだと、20%の銘柄が存在しました。

 

その銘柄とは、JIG-SAW<3914>です。

 

PKSHA TechnologyおよびJIG-SAWのいずれもそうですが、東証マザーズに上場している銘柄に、貸株金利(貸株料)が高い銘柄が多いです。

 

 

東証マザーズ銘柄に高い貸株金利の銘柄が多い理由

 

東証マザーズは、1999年に、当時のナスダック・ジャパン(その後、ヘラクレス市場となり、現在はジャスダックに統合)に対抗する形で開設された新興企業向けの株式市場です。

 

実は、当時は、これとは別に、店頭市場としてのジャスダックも存在しました。(現在は、ジャスダックも株式市場)

 

東証マザーズは、上場基準が東証1部や2部と比較して、大幅に緩く、上場審査も3分の1程度の約1ケ月ということもあり、起業して間もない企業も上場しています。

 

【参考】:日本取引所のホームページ(マザーズ上場審査基準)

 

起業して間もない企業の場合、創業者や特定の関係者が、株式の大半を保有しているケースが多いです。

 

要は、株主数や流通株式が、絶対的に少ないということです。

 

貸株サービスというのは、証券会社が個人投資家等から借りた現物株を、機関投資家等に貸す仕組みになっていますが、借りたいという機関投資家が多くても、貸したいという個人投資家等が少ないと、十分な株式が確保できないことになります。

 

一方、東証マザーズに上場している会社は、時代を先取りした、つまり、高い成長性が期待できる商品やサービスを提供していることが大半ですので、テーマに上がると、株価はグングン上昇していくことが多いです。

 

つまり、実体以上に割高になっているという考えから、「空売り」したい機関投資家等が増えることになります。

 

まとめると、東証マザーズに上場している銘柄の中には、機関投資家等の「空売り」したい「需要」が多いにもかかわらず、流通している現物株が少ない、つまり、「供給」が少ないので、『少しぐらい貸株金利(貸株料)が高くても、借りますよ』という銘柄が多いので、高い貸株金利(貸株料)の銘柄が多いというわけです。

 

ご理解いただけましたでしょうか?