貸株は中長期投資家には有力な選択肢の一つです

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貸株は中長期投資家には有力な選択肢の一つです

 

貸株は、サービスが始まってから、かなり年数が経っているにもかかわらず、意外と利用されている人が少ないように感じています。

かく言う私も貸株サービス開始当初は、懐疑的な考えを持っていたのもたしかです。

私の場合、一番の理由は、信用リスクです。

つまり、貸株サービスの場合は、自分の持ち株が一時的に証券会社の名義になりますので、証券会社が仮に倒産した場合に、自分の持ち株が、自分のところに戻ってこない可能性があると考えたからです。

しかし、よくよく考えてみると、日本の証券会社が倒産する可能性は、0ではないにせよ、限りなく0に近いのではないかと思い直しました。

私の場合、高配当株の中長期投資がメインです。

当初は、その中長期で保有している銘柄を貸株サービスで利用すればいいと考えたのですが、だいたい、そういう銘柄は、貸株金利が低いです。

しかも、貸株サービスを利用中は、配当金ではなく、配当金相当額として二重課税の問題まであるではないですか。

貸株金利が高い銘柄は、どんな銘柄かというと、そのほとんどは、流通している株式の少ないベンチャー企業であるというある種、貸株サービスでは当たり前のことに気付いたのです。

しかも、高成長が期待できるベンチャー企業は、無配の場合がほとんどです。

ということは、配当金相当額云々の話は関係なくなります。

さらに、長期保有特典や継続保有特典の問題もほぼありません。

一番の問題は、貸株金利が高いということは、今後、株価が下げると考えている投資家が多いことぐらいでしょうか。

ここさえ見極めれば、インカムゲインのように、貸株料(貸株金利)が受け取れるわけですから、高配当株を保有しているようなものだと考えたわけです。

しかも、貸株料(貸株金利)は、毎月、貰えます。

いわば、毎月分配型投信のようなものです。

私の場合は、毎年、確定申告しており、確定申告自体も全く苦ではありませんので、これは「オイシイ」と考えたわけです。

 

 

理想形

貸株での理想形は、割と安いところで買って、その後に株価が高くなり、かつ、貸株料(貸株金利)も高くなる形です。

なぜなら、貸株料(貸株金利)は、原則として終値に対する料率だからです。

仮に、銘柄Aを1,000円で、100株買ったとします。

買った時の貸株料(貸株金利)が5%だとすると、その額は、1株当たり50円ということになります。

その後、株価が、2,000円になったとします。

この時、貸株料(貸株金利)が5%のままだとすると、その額は、1株当たり100円ということになります。

つまり、1,000円で買って、そのまま保有していれば、実質の貸株料(貸株金利)は10%になるということです。

この例では、5%のままとしましたが、こういったケースでは、貸株料(貸株金利)も高くなっているケースが多いです。

ですので、株価が、2,000円になった時に、貸株料(貸株金利)が10%になったとすると、1,000円で買って、そのまま保有していれば、今度は、実質20%という非常に高い貸株料(貸株金利)になることもあるわけです。

 

 

まとめ

確定申告をしなければならなくなったとしてもOKの人で、ベンチャー企業の株式を中長期で保有する方針なら、貸株は、有力な選択肢の一つになり得ますので、一度、検討してみるのもいいでしょう。

 

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