貸株サービスの仕組みと貸株金利が高い理由

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貸株サービスの仕組み

 

貸株サービスは、ネット証券6社が提供しています。

 

松井証券は、以前は、預株(よかぶ)制度という貸株サービスと同じようなサービスを提供していましたが、現在は、他のネット証券5社と同じ貸株サービスを提供しています。

 

貸株サービスの仕組みは、個人投資家等が保有する現物株を、証券会社に貸します。(当然ながら、自分が現物株を買った証券会社です。)

 

証券会社は、個人投資家等から借りた現物株を、機関投資家等に貸します。

 

証券会社は、機関投資家等から貸株料(レンタル代のようなもの)を徴収し、そこから手数料等を差し引いたものを、個人投資家等に支払います。

 

 

 

貸株料(貸株金利)が高い銘柄がある理由

 

この貸株料(貸株金利)ですが、高いものですと、20%になるような銘柄も存在します。

 

SBI証券は、「上限金利なし」ということなので、もっと高くなる可能性もあるわけです。

 

では、この貸株料(貸株金利)は、どうやって決まるのでしょうか?

 

貸株料(貸株金利)は、実は、「需要と供給の関係」で決まります。

 

つまり、「空売り」したいという投資家が多く、それに対応する「現物株」が少ない銘柄ほど高金利になるということです。

 

 

貸株料(貸株金利)が高くなった典型例

 

典型的な例を挙げますと、2017年7月に上場廃止になったタカタです。

 

上場廃止の直前には、一部の証券会社が適用していた貸株料(貸株金利)は、13%という高金利になっていました。

 

上場廃止が決まって、「空売り」したい人が急増しましたが、当然のことながら、「制度信用」でも「一般信用」でも、すでに、「空売り」はできません。

 

そこで、一部の証券会社は、貸株サービスを用いて、この急増した需要に応えたわけです。

 

供給側は、現物株を保有している投資家ということになります。

 

上場廃止が決まった銘柄ですから、普通であれば、一刻も早く処分したいところでしょう。

 

したがって、当然ながら、供給はかなり少ないと想像がつきますよね。

 

と、まあ、これは、極端な例ですが、他の銘柄についても、基本的には、この「需要と供給の関係」で、貸株料(貸株金利)が決まります。

 

 

まとめ

  • 貸株サービスは、個人投資家等の現物株を証券会社を通して、機関投資家等に貸す(レンタルする)サービス
  • そのレンタル代のようなものが、貸株料(貸株金利)
  • 貸株料(貸株金利)が高い理由は、空売りしたい需要が多い為

 

 

追伸

「貸株サービスは、どうすれば出来るのですか?」という質問を頂くことが、たまにあります。

 

貸株サービスは、貸株サービスを提供している証券会社に口座を開設し、その証券会社で、貸株サービスに申し込んだ後、貸株対象銘柄を現物買いし、貸株設定すれば、利用できます。

 

貸株サービス自体は、上記のように、現在6社が提供していますが、私のオススメは、「GMOクリック証券」です。

 

理由は、貸株金利(貸株料)が最高水準だからです。

 

もちろん、私もメインで利用しています。

 

詳しい口座開設手順を知りたい方は、以下の記事をご参考ください。