現物取引と信用取引と先物取引

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最終更新日:2019年11月24日

 

現物取引とは?

 

現物取引とは、もともとは、株券そのもの、つまり、株券の現物を取引していたことから、そう呼ばれています。

 

 

現在は、上場企業の株式は電子化され、現物である株券を見ることはなくなりましたが、電子化される前は、実際に紙ベースの株券が発行されていました。

 

 

いわば、その紙キレこそが現物と呼べるもので、その紙キレ(現物)を売買することから、現物取引と呼ばれていたわけですね。

 

 

その名残で、株券自体が電子化された後も、現物取引と呼ばれているわけです。

 

 

株券は電子化された後も、それまで同様、株主名簿によって、管理されています。

 

 

したがって、売買に伴い、株主名簿の更新も行われています。

 

 

現物取引で大事なポイントは、前金制と呼ばれる制度です。

 

 

買いたい現物株の価格が100万円だとしたら、100万円分の資金を予め自分の証券口座に入金しておく必要があります。

 

 

つまり、資金効率的には悪いですが、自分の財布以上の買い物はできないということで、必要以上のリスクを背負う必要がないというのは、初心者にとっては、安心感があるのではないでしょうか。

 

 

 

信用取引とは?

 

信用取引とは、保証金を証券口座に入金する、もしくは、振り替えることにより、その保証金の約3倍までの取引が行えるように証券市場の制度です。

 

 

最低保証金額は、30万円となります。

 

 

保証金の約3倍までの取引が行えますので、儲かる時は、大きく儲けることができますが、損する時は、ヘタをすると、保証金以上の損失が発生する場合もありますので、注意が必要です。

 

 

また、証券会社によって、保証金維持率が定められており、それを下回れば、追加保証金(一般的には、追証)を別途、入金する必要があります。

 

 

したがって、ギリギリの資金で取引するのは止めておいた方が賢明です。

 

 

自分が考えているのと逆方向に動けば、あっという間に追証を差し入れする必要が生じるからです。

 

 

 

 

先物取引とは?

 

一昔前までは、先物取引というと、大豆や資源などの商品先物取引が中心でしたが、近年は、日経平均株価に連動した先物も存在感を高めています。

 

 

特に、裁定取引等で活発に売買されており、現物取引や信用取引を考慮するうえでも、重要度を増してきているのが現状です。

 

 

実際、日経225連動型ETFと日経225先物を組み合わせると、ある程度、リスクを抑えながら、相場の上下動に合わせて、利益を上げることも容易に行えます。

 

 

 

まとめ

 

現物取引と信用取引と先物取引は、密接に重なっています。

 

そして、うまく、組み合わせて売買すれば、相場の上下動に合わせて、上にいっても、下にいっても、利益を上げることができるようになる一種の魔法のようにも思えることでしょう。