株式相場が「買われ過ぎ」か「売られ過ぎ」かが分かる指標

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株式相場が「買われ過ぎ」か「売られ過ぎ」かが分かる指標

 

「相場の天井と底が分かればいいなぁ」

こんなふうに考えたことはありませんか?

実は、天井と底までは分からないまでも、「買われ過ぎ」か「売られ過ぎ」かが分かる指標はあります。

 

騰落レシオ

相場が「買われ過ぎ」か「売られ過ぎ」かが分かる指標の代表格が、騰落レシオです。

騰落レシオとは、ある一定期間中の値上がり銘柄数と値下がり銘柄数を比率で表したものです。

ある一定期間については、一番ポピュラーなのが、25日です。

計算式は以下となります。

[25日騰落レシオ]=[25日間の値上がり銘柄数の合計]÷[25日間の値下がり銘柄数の合計]×100

この計算式から分かるように、[25日間の値上がり銘柄数の合計]と[25日間の値下がり銘柄数の合計]が同じ時、[25日騰落レシオ]は、100となります。

したがって、一般的に、上昇相場の場合は、騰落レシオは100を超え、下降相場の場合は100を下回ります。

 

「買われ過ぎ」か「売られ過ぎ」かは、どうやって分かる?

もうお分かりだと思いますが、この騰落レシオを見れば、相場が「買われ過ぎ」か「売られ過ぎ」かが分かります。

一般的には、騰落レシオが120以上が、「買われ過ぎ」、80以下が「売られ過ぎ」の目安とされています。

では、「120以上になったら、売ればいいのか?」もしくは、「80以下になったら、買えばいいのか?」ということになりますが、さすがに、そう単純ではありません。

なぜなら、相場に「行き過ぎ」は、つきものだからです。

強気相場の場合には、騰落レシオが160を超える場合も往々にしてあります。

直近ですと、2016年12月15日(木)の(25日)騰落レシオが、なんと165.5でした。

逆に、弱気相場の場合には、騰落レシオが50台の時もありました。

過去を見てみると、2008年1月22日(火)が、52.7でした。

「なんだ、それなら、結局、使えないじゃないか?」と思われるかもしれませんが、実は、使えるケースが2つあります。

  1. 上昇相場の場合の押し目場面に、騰落レシオが80以下
  2. 下降相場の場合の戻り場面に、騰落レシオが120以上

 

1.上昇相場の場合の押し目場面に、騰落レシオが80以下

使い方としては、騰落レシオが80付近になってきたら、そろそろ、買いのタイミングだと考え、自分が買いたい銘柄の候補を、何円で買うのか、予め決めておき、証券会社等が提供しているアラートメールに登録しておくというのがいいでしょう。

このケースだと、業績の良い銘柄でも、市場全体に合わせて、押し目をつけることが多いですので、絶好の買うチャンスとなる可能性もあります。

 

2.下降相場の場合の戻り場面に、騰落レシオが120以上

使い方としては、1の全く反対です。

騰落レシオが120付近になってきたら、そろそろ、売りのタイミングだと考え、自分の売りたい銘柄の候補を、何円で売るのか、予め決めておき、証券会社等が提供しているアラートメールに登録しておくというのがいいでしょう。

このケースだと、業績の悪い銘柄でも、市場全体に合わせて、戻していることが多いですので、絶好の売るチャンスとなる可能性もあります。